ポンピングしてもエアーがダダ漏れ。
パッキンはネットで探せば簡単に見つかります。
某ネットオークションでも出てますね。
要はパッキンのサイズが合うことと
素材が耐油性の二トリムゴムであること。
これだけです。
ニトリルゴム製のゴム板から自分で切り出してる人もいるみたい。
さて、1970年製造までの200Aのフィラーキャップにはビスが付いてます。
裏返すとこんなかんじ
実際に200Aを手にするまでこのビスは一体なんなんだ?と理解不能。
じつはこのキャップ、2重構造になってましてね。
ビスはインナーキャップにねじ込まれていて、そのインナーキャップは
空回りするようになってるんです。
テキトーな絵ですが一応キャップの断面図のつもり。
黒い部分が今回交換するパッキンです。
キャップを締め付けていくとインナーキャップがタンクに密着。
さらに締め付けるとアウターキャップだけが回転してインナーキャップを押さえつけ
タンクを完全密閉、圧を逃がさないという仕組み。
(昔はパッキンの材質が悪く、パッキンを滑らせることなく
開閉することでパッキンの寿命を延ばしていたらしい。)
1971年以降に製造された200Aのフィラーキャップは簡素化されて一体型。
ビスがなくなっています。
インナーキャップがなくなって、アウターキャップに直接パッキンが組み込まれてます。
コストダウンとパッキンのゴム質が改善された?ということでしょうね。
ワタシとしては2重構造のキャップが好きだな。
※ごく希に1971年製でもビス式フィラーキャップが付いているものがあるらしい。
パッキンを交換するためにフィラーキャップを分解。
カッチカチに硬くなったパッキン
普通は尖った物でつつけば古いパッキンが剥がれてくるらしいんだけど
こうなると全く歯が立たない。
こんなときはターボライターやバーナーで焼く。
灰になって簡単に取れます。
あとは新しいパッキンを入れて完了。
とても簡単な作業ですよ。